古材商品
オーク手斧跡BEAM
手斧跡BEAMの売れ筋は、針葉樹( http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html )ですが、当社は、こだわりのオーク手斧跡BEAMも、常時在庫を持っています。
針葉樹BEAMに比べてオークBEAMは、北米でも希少価値が高く、なかなか採れる物件にめぐり合いません。
やはり、昔も今も、オークは、堅いので、丸太からチョウナや斧で角材にする作業は、針葉樹の比ではありません。原生林ですから、目もつんでおりBEAMの重量も半端じゃありません。重いですよ。
ということで、数ヶ月前にやっと見つけた解体物件から採り出されたオーク手斧跡BEAMが、やっと建物から採り出された。。。ということで、一時保管の提携している倉庫まで、やってきました。
場所は高地にあるため、すでにこのあたりは、雪景色です。
寒さが半端じゃありません。足の先までジンジン痺れます。
表情がとても良いですね。
店舗のデザイナーさんで、「店舗で使う木材は、今回すべてオークで統一する」というケースがたまにありまして、そういった場合は、我々のオークの出番です。
重量が半端じゃないので、職人さん泣かせですが。
当社のサイトでは、http://www.oyamalumber.com/antique/bmo68.html
オークの古材フローリング
北米の町で、世界的にも有名なあるアメリカ生まれのブランドショップの前を通りかかり、ふとディスプレイを見ましたら、なんと、オークの古材フローリングです。
興味をもったので中に入ってみると。。。。。こんな感じの床でした。
さすが日本よりもずいぶん前から古材に目をつけて、高級物件に使っている北米ですね。。。。使い方がさりげないです。
極太BEAM
珍しくこんな太いものが採れました。
断面は、10inch(約250mm)あります。この太さは、北米でも今となっては貴重品です。
この太さは、重量が重く、日本では輸送も大変です。
路面店で、広さも天井の高さも十分!という贅沢な物件のみで使うようですね。
普通の物件では、なかなか使いきれません。
話しは替わりますが(余談です)、今日は、John Lennon の命日です。、1980年12月8日の夜22:50頃、ニューヨークのセントラルパーク西側の72番通りにあるレノンの自宅であるダコタ・アパートの前でマーク・チャップマンに射殺された。
今日は個人的には、Johnを偲びます。
John is with us, his soul—- be eternal.
良いBEAMが採れました
今回買い付けた物件からは、良質なBEAMが、大量に採れました。
太さ、長さ、状態ともに、良いですね。
日本へは、8feet (2.4m)~14feet(4.2m)を中心に送ります。
数か月後には、我々の日本の在庫に、加わります。
この商品です。 http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html
よいバーンボードが採れました
古材と言えば、まずは、バーンボードと言われるくらい、古材の入門編と言われる古材です。 入門編でもあり、永遠のアイテムでもあります。 取り扱う会社によって、バーンボードと言ったり、バーンウッドと言ったりします。我々は、バーンボードです。
勿論、当社も、常時在庫品として取り扱っています。
http://www.oyamalumber.com/antique/sw-sk-bd.html
しかし、このバーンボードの仕入れには、ひと苦労があります。
といいますのは、北米でも採れる場所の気候によってバーンボードは、シルバーグレイの色の具合があまり良くありません。当社が買わないものは、色がグレイではなくブラウンのものです。流木のグレイのようなきれいなシルバーグレイが我々の商品です。
当社は、ブラウン色のバーンボードは、仕入れず、できる限りシルバーグレイに風化しているバーンボードを探し求めて、移動しております。
というわけで、今回も、非常に良い風化具合のバーンボードが解体現場で採れました。
とにかくバーンボードの在庫は、日本で切らすわけにはいきませんから、毎回毎回、良いものを探して、良いものだけを仕入れておりますので、今後も期待してくださいね。
ということで、ここで施工例を1枚、ご紹介します。
木材なのにグレイ、非常に乾いた雰囲気が演出できますね。
節の状態など、色々なので、当社の古材倉庫(栃木県小山市)にて、ご希望の表情をお選びいただくことも可能です。
北米の建物にBEAMが
今回、立ち寄ったホテルに、古材のBEAMが使われていたので、撮影。
カウンターの色に合わせて、手斧跡BEAMにも、オイルで着色しております。
石と古材、非常に良いバランスですね。
とても心がなごむ豊かな空間ですね。
当社でも日本に在庫しております。
http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html
この手のBEAM材は、個体差が激しいため、弊社の古材倉庫(栃木県小山市)にてお客様ご自身でお選びいただいております。 訪問の際は、事前予約をされてくださいね。
針葉樹手斧跡BEAM
北米を回っていますと、色々な情報が入ってきます。
我々も解体現場から採り出している針葉樹・手斧跡BEAM材ですが、同じものを新築住宅に使用したプロジェクトがあるよ。。。。。ということで、立ち寄ってみる。
BEAM材は、解体現場から採り出された状態は、汚れていますが、日本で住宅に使う場合は、表面をサンディングして、ある程度きれいにしますが、北米は、まさに汚れのまま施工しておりました。 豪快です!
当社では、下記が、該当商品です。
http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html
日本のように新建材(無垢ではなく、ベニヤやMDFの上に単板を貼った建材)の建具を使いませんから、これでも違和感はありません。 新建材と古材を同じ空間に施工するのは、要注意です。まったく質感が合いません。90度がきちんとしておりテカテカ、ツルツルの新建材とマットでナチュラル、凹凸感もある古材とは、正反対です。
北米では、無垢の木材、石、紙。。。。という素材がふんだんに使われます。(加工されればされるほど、北米では、高価な建材になります。日本とは正反対) よって、木材は、割れが入ったりは、普通です。
日本のお施主様は、「私は木が好き」という方は多いのですが、割れは嫌、節は嫌、フローリングとフローリングの間の隙間は嫌。。。。」と、木材の特徴を否定する方がいらっしゃいます。
お施主さんだけではなく、プロであるはずの設計士さんや、工務店さんからも、当社によくある質問で、「古材は、反りますか? フローリングは、伸縮しますか?」というものがありますが、「勿論、木ですから反りますし、伸縮します」ということですよね。
割れ、節、伸び縮みは、無垢の木材の特徴です。 ”木材は好き、でも木材の特徴は認められない”というおかしな話が一般化してしまった日本。 何かおかしいですね。
これは、我々木材を扱う業者の責任だと思います。やはり、「木は割れます、捻じれます、伸縮します」という本当のことをお施主に言わない。。。。という責任では?と。
我々木材を取扱う業者が、一般の方にも、木材の特徴、「割れがあるから、節があるから、伸縮があるから無垢の木材なのですよ!ということを、もっと説明していかないといけませんね。
そのなかで、時間をかけて乾燥させ、挽きなおして、乾燥させ。。。。。という長い時間をかければ、木材の動きも、極力抑える手立てはあるのですが、大量生産の工業化住宅には、なかなか難しいでしょうね。
以前、ヨーロッパに無垢材の家具を仕入れに行った際、私は、日本のお客様の要望をヨーロッパの家具工房に伝えました。「節や割れがある部分は、見えないところに使って、捻じれは駄目。。。。。。」。 その家具工房の社長さんから、きつい一言、「あんたは、何を買いに来たんだ。無垢の木材の家具を買いに来たんでしょ。あなたが言っている要望は、木材では無理、プラスチックか何か、そういう物と勘違いしてないか」と。
日本で通用している常識は、世界の常識ではないんですね。
古材虫食いメープル・フローリング
出ました、北米では人気が高い”虫食いメープル”のフローリングです。
日本では、好き嫌いが激しく出るものです。
昔、メープルに虫が食った跡が、特徴です。 メープルはでんぷん質が高いため、虫食い部分が多い樹種です。
原料が入手困難なため、当社では、現在在庫が切れております。
次の入荷が楽しみな古材ではありますね。
ネイリーハートパイン
入荷したての新商品(といっても、古材です)の古材フローリング・ネイリーハートパインを 2m x 0.8m のパネルに貼りつけ、軽く着色し、その上からウレタンクリアーで仕上げまして、本日、弊社目白ショールームに展示しました。
サザンイエローパインの処女林で北米南部原産。パインはパインでも、貴重品です。
重いです、硬いです。
無数にあいている古い釘穴と釘穴の周りの錆びた鉄の黒が特徴です。
フローリングとしてだけではなく、壁などに貼っても、面白い素材ですね。
是非、目白ショールームにて現物をご確認ください。 サンプルが必要な方は、メール( info@oyamalumber.com ) まで、もしくは、栃木本社までお電話 ( 0285-22-0022) にて。