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古材《角材》とは


古材の角材、と一口に言いましても、色々な種類がございます。
まずは、北米産古材と国産古材に分かれます。
国産古材とは、日本の古民家から採りだされたもので、北米の古材と比べ、角材の丸みが強かったり、曲がりが有ったり、艶が有ったり…という特徴が見受けられます。
和風な仕上がりに使うには適した古材です。
北米産とは、カナダ、アメリカの古い解体物件から採りだされるBEAM材で、まさに我々が扱っている物です。
北米産古材のBEAM材の中でも、表情は2種類に分類されます。

1つは手斧跡(ハンドヒューン、と言います)の表情と、2つ目はノコ挽きの表情です。

とりわけ、手斧跡は、古さを証明する表情ですから、数も少なく、貴重品です。おおよそ150年前後は経過したBEAM材で、当時は丸太から角材に加工するために、1本1本、チョウナと斧で削りだして角材にしていたその名残が、BEAM材の表面に残ります。
当時の移民の人たちが1本1本、丸太から角材に手作業で加工したその跡が残ったBEAM材には、私たちも愛着を感じながら、大切に取り扱っています。
断面サイズは、150mm前後が多く、1本に2~3か所程度、ほぞ穴が開いています。 当時の釘も刺さったままです。
樹種は、ダグラスファー、ホワイトパイン、ヘムロック……針葉樹で色々です。
これら表情豊かで、個体差がある古材の角材の中からお客様のお好みの1本を、是非とも、弊社の古材倉庫にてお客様の目でお選びください。
古材の角材の選択をご希望の方は、事前予約をお願いします。
ご予約は、1日に2件様のみで対応しておりますので、事前にご了承をお願いいたします。

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解体現場・ハンドヒューンの表情