アンティーク
昔の工具
知り合いの工場の壁に、昔の工具が飾ってあったので、写真撮ってみました。
これをみると、本当に苦労して、木材を伐採して、加工していたことが分かりますね。
ここで1つ余談。
日本では、のこぎりは引きながらカットしていきますよね。。。。北米は逆なのです。押しながらカットしていきます。
20年ほど前、アメリカのホームセンターで、ハンドソウを買って日本に持ってきたのですが、引いても引いても切れない。。。。そこで気付きました。
これも1つの文化の違いですね。
古材を原料にドア製作
北米の住宅建築の現場です。
知り合いのデザイナー(設計士)さんが、手がけている高級住宅です。
かまち組ドアのカマチ部分は、古材を製材し、パネルは、古材のオリジナルの表面を生かしました。
日本では、新建材と言われる大量生産のドアが一般的ですが、北米では、勿論、高級物件のみですが、ドアも、お客様のお好みで制作することが多々ございます。
手間をかけて住宅を作ります。 工期も余裕があるのでしょうね。
暖炉も付いてましたが、その暖炉の上には、古材の角材の表面(古い部分)をカットして使っています。 「良く見れば古材」という使い方ですね。
馬車
古い建築物をいろいろと物色していますと、そのような倉庫の中に思いがけないアンティークなものを見つけることがあります。
今回の物件の中を見てみましたら、古い馬車がありました。
古い建物に馬車。。。。周りはこんな風景です。
牧歌的です。
古いワイン樽のディスプレイ棚
古いワイン樽を探して、北米を回っています。
古いワイン樽のふたにも、古材に似た味わいがあります。
ワイン樽は、ホワイトオークの柾目だけを使って製作されます。ホワイトオークの柾目は、高級材なので、建築材料としては、出回りません。
このような古いワイン樽をばらして、その曲線を生かして、知り合いの工房にて、当社オリジナルのディスプレイ棚を数台、製作してもらっています。
画像のように壁にかけて、写真などを飾ったり、日常外出時に持ち歩く、腕時計、携帯電話。。。。などを置いて、出かける前に、このシェルから取り出すなど。。。。色々使えます。
日本に入荷次第の発送で、ご予約を承っております。
商品詳細は、
品番: 777
品名: ピラミッド ウォール シェル
サイズ: W600mm x D90mm x H680mm
小売価格: 26,000円/台(税込 27,300円)送料別途
送料: 納品先と個数をお知らせいただけましたら、都度お知らせいたします。
数に限りがありますので、興味がある方は、info@oyamalumber.com まで、お問い合わせお願いします。 1月には、出荷できる予定です。
古材でドア製作
北米で家具デザインをしている知り合いが、「古材を加工してドアを作った。。。」ということで、見に来ました。
高級住宅の施主様の希望のサイズ、希望のデザインに合わせて、ダグラスファーの古材を釘ごと製材して、製作したオーダードアです。
雰囲気出てますね。。。。製作期間は、複数枚の製作で、古材の吟味から始まって約3か月かかったようです。
良いものですが、日本では、無理ですね。。。。まずは、納期が駄目です。日本の物件は、まずは、短納期が多いので。
お施主様とデザイナー様が、相当まえもってドアのデザインが確定できれば、良いのですが、日本では、間際に最終仕様が決まったりしますので、こういった受注で作る一品物は、なかなか現実的ではありません。
この北米の物件は、施主のセカンドハウスかサードハウス(家を何件か持っている施主様のようです)なので、デザインもこだわって、古材にもこだわって。。。。。工期はあってないものだそうです。
こんな余裕がある仕事って、日本では、なかなかありませんよね。。。。
また、古材は、北米でも超高級品なので、一般的な住宅で見かけることはありません。
建材類は、ほぼ100%オーダーメイドで制作する超高級住宅でのみ、使われています。
参考までに、この高級住宅の中庭に面したパティオが上の写真ですが、芝生の奥は白っぽく写っておりますが、なんと、”湖”なんです。裏庭から湖に出ていける住宅です。
庭から湖に釣り糸を垂らして釣りもできるし、ボードで家の前から湖にも出られる。。。。。というような住宅でした。いやはや、羨ましい限りです。
家の地下室には、暖炉。
暖炉は、古いレンガを探してきて貼り、暖炉の上には、200mm-250mm角の、手斧跡の古材BEAMが鎮座しています。
アンティーク雑貨
古材を探していつものごとく田舎町から田舎町へのドライブ。
雰囲気の良い建物が、あちらこちらに残っています。 日本のように古い街並みに、突然、ピカピカの住宅が建ちあがっての違和感は、あまり感じたことがありません。(私の主観ですが。。。。)
時間に余裕があれば、車を停めて、ちょっとブラブラ歩いてみたりもします。
町を歩くと、車で通り過ぎる際は、見落としてしまうような雰囲気の良いアンティーク雑貨店なども、見つかったりします。
ここには、アンティークの食器などがありました。。。。。中を覗いているうちにすぐに1時間程度は時間が過ぎてしまいます。 こっちは、のんびりと時間が経過しますね。
我々も、時間に追われない仕事をしていきたいものです。。。。。
古い釘
当社が、北米の解体現場から採り出しているBEAM材には、下記のような「角釘」が、刺さっております。
1本1本、当時の鍛冶屋さんが手作業で作った釘ですね。
錆び錆びです。
当社のお客様が、「せっかく本物の古材を使ってお店を作るので、釘も、本物を使いたいので、古い釘は、取り扱えませんか?」というご依頼も受けます。
BEAM材に刺さった状態のものは、残念ながら引き抜けませんが、解体時に取れた釘は、BEAM材を取り出した後の解体現場に、大きな磁石を引っ張って歩けば釘だけも取り出せます。
来年度は、頑張って古い釘も解体現場から取り出せるよう時間を作ってみます。
古道具
知り合いの工房に立ち寄ってみました。
工房の隅っこに良い古道具がありました。。。。。
古いチョウナ( 釿 )です。
当社が北米の解体現場から仕入れているチョウナ( 釿 )で削り出したBEAM材の表面には、Hand Hewn と言われる手斧跡がついておりますが、このようなチョウナ( 釿 )で、100~150年前の人たちが、丸太から角材に加工していたのですね。。。。。
当社のこの商品がチョウナ( 釿 )跡のBEAM材です。
http://www.oyamalumber.com/antique/beam68_910.html
古いドリルです。
これを使ってBEAM材の穴を開けていたわけです。
こういった古道具には、何か、哀愁を感じますね。
お店などのディスプレイなどにも、良いと思い、「売ってほしい」とお願いしたのですが。。。。。。売り物ではないから。。。と断られてしまいました。
当社のお客さまからも、こういった古道具も取り扱って欲しい。。。。という要望も非常に多く、私どもも、時間があれば、このような古道具も古材と一緒に輸入することは可能なのですが、すいません。。。。。現在は、古材の仕入れに大わらわで、時間が無く、小物系には、手が回っていません。
個人的にも、こういった古道具や古い釘なども大好きなので、そのうち、何とかしますので、もうしばらく、辛抱してくださいね。
アンティークショップ
またまたアンティークショップを発見、いつものごとく、ふらっと覗いてみます。
所狭しと置かれているアンティーク家具の数々。 日本でもアンティーク家具屋さんを覗いてみますが、やはり現地は、安いですね。。。。。輸送費、輸入関税、倉庫費用。。。。等々、高くなるのは、仕方ありませんね。
良いものがあれば、またまた自社使用品として購入してしまいそうです。